ふれあい |
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今そこにいるのは、だれ 昨日そこにいたのは、だれ 明日そこにいないのは、だれ 夢の中にいるのは、だれ 知っている 霧散していった、たましいを その時 解き放たれた、たましいを 消えないでという言葉は要らない 見守っていてという言葉も要らない そのたましいに言葉は通じないから ただ、たましいで触れあえるのみ 分かち合えばいい あの時あったあのイメージを あの時あったあの感触を 今そこにある、たましいで |
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最期の言葉 |
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いっこのたましい おっこちた 夢遊病患者のように 凍ったみずうみ さまよった すべってころんで ころんでおちて 張った氷に 妨げられて 手を伸ばしても 届かなくて 沈んでく ああ 地上の光が・・・ 遠ざかって たゆたいながら 音も色もない 宇宙の果てに 息苦しさは とっくに消えていた 詰め込まれてきた Information 鼻の穴から あぶくとなって あっという間に 出て行った たまたま残った16byteを 寄せ集めたら 言葉になった 「ぼくはちきゅうだ」 |
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