詩の一部の作品を載せました。他の詩はこちら

Writing Works


ふれあい

今そこにいるのは、だれ

昨日そこにいたのは、だれ

明日そこにいないのは、だれ

夢の中にいるのは、だれ


知っている

霧散していった、たましいを

その時

解き放たれた、たましいを


消えないでという言葉は要らない

見守っていてという言葉も要らない

そのたましいに言葉は通じないから

ただ、たましいで触れあえるのみ


分かち合えばいい

あの時あったあのイメージを

あの時あったあの感触を

今そこにある、たましいで

最期の言葉


いっこのたましい

おっこちた

夢遊病患者のように

凍ったみずうみ

さまよった


すべってころんで

ころんでおちて

張った氷に

妨げられて

手を伸ばしても

届かなくて

沈んでく

ああ

地上の光が・・・

遠ざかって

たゆたいながら

音も色もない

宇宙の果てに


息苦しさは

とっくに消えていた

詰め込まれてきた

Information

鼻の穴から

あぶくとなって

あっという間に

出て行った


たまたま残った16byteを

寄せ集めたら

言葉になった


「ぼくはちきゅうだ」

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